「勉強が全くできない中学生」の5つの原因と立て直し方|現役講師の戦略とは?

うちの下の子、テストのたびにとんでもない点数を持って帰ってきて……正直どうしたらいいかわからないんです。

結論から言うと、「全くできない」子でも原因に合ったアプローチをすれば必ず変わります。

本当ですか?もうどこから手をつければいいのかすらわからなくて……。

大丈夫です。大事なのは「闇雲に頑張らせない」こと。原因の見極め方と立て直し方を本音でお話ししますね。

ぜひ教えてください!

まず原因を探り、次に具体策、親の関わり方、相談先まで一気に解説していきます!

学生時代は勉強が大の苦手でした。だからこそ「勉強がうまくいかない」つらさがわかります。苦手な子ほど、小さなきっかけで変われる——それを伝えたくてこの仕事を続けています。
この「MORE MORE STUDY」が、親子にとって「もっと学んでみようかな」と思えるきっかけになれるよう、その旗を振り続けます。 趣味はゲームとスポーツ観戦。
【結論】「勉強が全くできない」中学生でも、原因に合った対処をすれば必ず変わる

もううちの子、勉強が「全くできない」レベルで……本当に変われるんでしょうか?

変われます。ただし「とりあえず頑張れ」では絶対に変わりません。原因を特定して正しく対処することが大前提です。

原因ってそんなに大事なんですか?

めちゃくちゃ大事です。まずは「できない」と「やらない」の違いを整理するところから始めましょう。
「全くできない」と「やらない」を混同しないことが第一歩
まず最初に確認しておきたいのが、お子さんが「全くできない」のか、それとも「やらない」のか、という点です。
この2つはまったく別の問題であり、対処法も正反対になります。
「やらない」子は、やればできる力を持っているけれど、やる気やきっかけがないだけです。
一方で「できない」子は、やろうとしているのにどうにもならない状態に追い込まれています。
ここを混同したまま「もっと頑張りなさい」と言ってしまうと、本当にできなくて苦しんでいる子をさらに追い詰めることになります。
実際、私が講師として指導してきた中でも、「やる気がない」と親御さんに思われていた子が、実は「やり方がわからなくて手が動かせなかっただけ」というケースは数えきれないほどありました。
お子さんが「できない」のか「やらない」のか。
この見極めを間違えると、そのあとの対処がすべてズレてしまいます。
だからこそ、「まず原因を見極める」ことが何よりも大切な第一歩なのです。
立て直しは早いほど有利。ただし今からでも「手遅れ」ではない
ここで正直にお伝えしなければならないことがあります。
それは、勉強の立て直しは「早ければ早いほど有利」だということです。
勉強は積み重ねなので、つまずいている期間が短いほど、戻るべき量も少なくて済みます。
中1の段階で手を打てれば戻る範囲は小学校の一部で済みますが、中3になってから気づくと、戻るべき範囲が膨大になります。
これは厳然たる事実であり、「いつ始めても同じですよ」と言うのは無責任だと私は思っています。
ただし、「もう手遅れだ」とは絶対に言いません。
なぜなら、中3の夏から始めて志望校に合格した生徒を何人も見てきたからです。
大切なのは「いつ始めるか」よりも「正しい方法で始めるかどうか」です。
遅くなればなるほど大変になるのは事実ですが、正しいアプローチさえすれば、どの段階からでも必ず前に進めます。
この記事では、その「正しいアプローチ」を原因別に徹底的にお話ししていきます。
お子さんの「できない原因」を見極める5つのチェックポイント

原因に合った対処が大事なのはわかりました。でも、うちの子がなぜできないのか正直わからなくて……。

それが普通です。ここでは5つのチェックポイントで原因を一緒に探っていきましょう。

この5つをチェックすればいいんですね。詳しく知りたいです!

当てはまるものから読み進めてもらってOKです。では1つずつ見ていきましょう!
原因1:小学校の基礎が抜け落ちていないか
中学の勉強が「全くできない」子の原因として、最も多いのが「小学校の基礎が抜けている」というものです。
中学校の勉強は、小学校で学んだ内容を「わかっている前提」で進みます。
たとえば、中1の数学で出てくる「正負の数」の計算は、小学校の四則計算がスムーズにできなければ手も足も出ません。
英語であれば、アルファベットの大文字・小文字を正確に書けない状態で中学の英語に入ると、もう最初から置いてきぼりです。
この「基礎の抜け」は、本人も親も気づいていないケースがとても多いのが厄介なところです。
小学校のテストは基本的に範囲が狭く、平均点も高めに設計されています。
そのため、「小学校のときはそこそこ取れていたのに」と思っている親御さんは少なくありません。
しかし実際には、小学校で70点や80点だった単元の「抜けている部分」が、中学で一気に表面化しているだけなのです。
原因2:「勉強のやり方」そのものがわかっていない
これも非常に多い原因です。
そもそも「勉強のやり方」は誰かに教えてもらわなければわかりません。
しかし、学校で「勉強のやり方」を体系的に教えてくれる機会は、ほとんどないのが現実です。
「ワークを解きなさい」「ノートにまとめなさい」とは言われますが、「どうやって解くのか」「どうまとめれば頭に入るのか」までは教えてもらえません。
その結果、多くの子どもたちが「とりあえず教科書を眺める」「とりあえずノートを写す」という作業を「勉強」だと思い込んでしまいます。
それは勉強ではなく「作業」です。
テスト前に何時間も机に向かっていたのに点数が取れなかった、という経験があるなら、やり方そのものに問題がある可能性が高いと言えます。
小学生にとっては「勉強する=宿題をする」ですが、中学生になると「宿題以上」を求められます。このことを周囲の大人がしっかり伝えられれば良いですが、こうした機会がないケースが非常に多いです。結果、本人は「これまでと同じ」にやっているのに、気がついたら「勉強ができない」というレッテルを貼られてしまいます。
原因3:「わからない」が積み重なって心が折れていないか
授業で「わからない」が出たとき、それを放置するとどうなるか。
次の授業でさらに「わからない」が増えます。
そしてその次も、その次も。
この「わからない」の雪だるま現象は、どこかのタイミングで子どもの心をポキッと折ります。
「どうせ自分はバカだから」
「やっても無駄だし」
こういった言葉が出てきたら、かなり危険なサインです。
この状態の子に「もっと頑張れ」と言っても、それは骨折した足で走れと言っているようなものです。
心が折れている子には、勉強の前にまず「共感」「受容」といったアプローチで、「心の回復」が必要になります。
原因4:睡眠不足やスマホ依存で脳が動いていないのでは?
意外と見落とされがちなのが、生活習慣の問題です。
睡眠不足の状態では、記憶の定着も集中力も大幅に低下することがわかっています(自明ではありますが)。
参考:第1回「睡眠時間が短い子どもの方が、成績が良い?〜睡眠習慣と成績の … – BENESSE
夜遅くまでスマホをいじって、朝ギリギリに起きて、ぼーっとした状態で学校に行く。
この生活リズムで授業の内容が頭に入るわけがありません。
特にスマホに関しては、SNSやゲームの「通知」が常に脳のリソースを奪い続けるため、たとえ使っていない時間でも集中力を削っています。
お子さんの就寝時間はいつでしょうか。
スマホを寝室に持ち込んでいないでしょうか。
勉強以前に、脳がまともに機能する環境が整っているかどうかを確認する必要があります。
そしてこうした「環境づくり」については、周囲の大人に責任があると言わざるを得ません。
原因5:学習障害(LD)の可能性を考えたことはあるか
ここまでの4つのチェックポイントに当てはまらない、あるいは対策を講じても改善が見られない場合、学習障害(LD)の可能性を視野に入れることも大切です。
学習障害は知的能力に問題がないにもかかわらず、先天的に「読む」「書く」「計算する」といった特定の分野で著しい困難を示す状態です。
誤解をされている保護者さまが多いのですが、本人の努力不足でも、親の育て方のせいでもありません。
「何度教えてもどうしても覚えられない」「文字を読むのに異常に時間がかかる」といった特徴が見られる場合は、一度専門家に相談することをおすすめします。
LDの疑いがある場合の具体的な相談先については、この記事の後半で詳しくお話しします。
大切なのは、「うちの子は怠けている」と決めつけないことです。
【原因別】勉強が全くできない中学生の具体的な立て直し方

チェックしてみたら、小学校の内容が怪しいのと、やり方がわかっていない気がします……。具体的にどうすればいいんでしょう?

原因がわかれば、やるべきことは一気に明確になります。原因ごとに今日から始められる立て直し方をお話ししますね。

今日からできることがあるなら、すぐにやりたいです!

大丈夫、どれも特別なことじゃありません。では具体策を1つずつ見ていきましょう!
小学校の内容に戻ることは「恥ずかしいこと」ではない
「小学校の基礎が抜けている」に当てはまった場合、やるべきことはシンプルです。
小学校の内容に戻って学び直す。これ以外にありません。
「中学生なのに小学校の勉強なんて……」と思うかもしれません。
でも、基礎が抜けた状態で中学の問題を解いても、砂の上に城を建てるようなもので、すぐに崩れます。
むしろ、小学校の内容に戻れる子は「伸びしろしかない」と私は思っています。
では、どの教科のどこから戻ればいいのか。以下を目安にしてみてください。
- 英語→be動詞と一般動詞の区別がつかない
- 数学→分数・小数の四則計算でつまずく
- 国語→基本的な漢字が読めないor書けない
これらのうち1つでも当てはまれば、中学の範囲を勉強する前に小学校内容の復習が最優先です。
具体的には、小学校の復習用ドリル(書店で数百円で買えます)を1冊用意して、つまずくポイントを洗い出していきます。
全部をやり直す必要はありません。
「わかるところ」と「わからないところ」を仕分けて、わからないところだけ集中的に潰していく。
この作業だけで、中学の授業についていけるようになる子は少なくありません。
私自身、中学生を教えていて「これは小学校範囲まで戻るべきか?」と考えることがあります。しかし、次回の定期テストまで時間がない、など時間的余裕がないと、つい目の前のテストの点数を上げるための「対症療法」に固執してしまうことも。短期的には成果が出ても、長期的に見たら絶対に「急がば回れ」をするべきなのです。
「勉強のやり方」は教えてもらわなければわからない
「やり方がわからない」に当てはまった子には、まず「勉強のセオリー」を1つずつ教えることが必要です。
いきなり「1日2時間勉強しよう」と言っても、やり方がわからなければ2時間ぼーっと座っているだけになります。
私が指導で最初に教える「3つの基本セオリー」を紹介します。
- ①わからない問題に印をつける
- ②答えを見て理解してからもう一度解く
- ③翌日に同じ問題を解き直す
「いや、こんなの誰でもわかるでしょ」
って思いますよね。
でも、これができていない子が本当に多いのです。
多くの子は、わからない問題を飛ばしてそのまま次にいきます。
あるいは、答えを赤ペンで写して「やった気」になっています。もちろん、解説は読みません。
まずは①の「わからない問題に印をつける」。これだけで「自分が何がわからないのか」を可視化できます。
次に②の「答えを見て理解してからもう一度解く」。答えを写すのではなく、理解したうえで解き直すことで、初めて頭に残ります。
そして③の「翌日に同じ問題を解き直す」。人間の脳は1日経つと大半を忘れるようにできているので、翌日の解き直しが記憶の定着に直結します。
この3つを最初の1週間で習慣化するだけで、勉強の質は劇的に変わります。
心が折れた子には「勉強しなくていい」が最初の処方箋
「わからない」が積み重なって心が折れてしまった子に対して、いきなり勉強をさせようとしてはいけません。
まずは「勉強しなくていいよ」と伝えること。これが最初の処方箋です。
「え、勉強しなくていいなんて言ったら本当にしなくなるのでは?」
と不安になると思います。
しかし、心が折れた状態で無理に勉強させても、ますます勉強が嫌いになるだけです。
大切なのは、「勉強=苦痛」という結びつきを一度リセットすることです。
好きなことの話をしたり、将来やりたいことを聞いたり、ただ雑談をしたりします。
私の指導でも、心が完全に折れている子に対しては、最初の数回は勉強をしません。
そうやって「この人といると楽しいな」「勉強の話をしても怒られないんだ」という安心感が生まれてから、少しずつ勉強に戻していきます。
焦る気持ちはわかりますが、心の回復なくして学力の回復はありません。
生活リズムが崩壊した状態で勉強させても意味がない
睡眠不足やスマホ依存が原因だった場合、勉強の前にまず生活リズムを立て直すことが先決です。
具体的に最低限やるべきことは2つだけです。
1つ目は、「就寝時間を固定する」こと。
中学生であれば、遅くとも23時には布団に入る習慣をつけたいところです。
2つ目は、「スマホを寝室に持ち込まない」こと。
これだけで睡眠の質が大きく変わります。
「スマホを取り上げたら反発される」という声をよく聞きますが、「取り上げる」のではなく「寝る場所に持ち込まないルールを一緒に決める」のがポイントです。
親が一方的にルールを押しつけると反発されますが、「なぜ必要なのか」を説明し、本人と話し合って決めたルールは守られやすいです。
生活リズムを整えるだけで、授業中の集中力が上がり、それだけで成績が改善する子もいます。
勉強の中身を変える前に、勉強できる身体の状態を作ることを優先してください。
【気持ちはわかる】中学生の勉強対策に親がやりがちなNG行動3選

立て直し方はわかってきたんですけど……私が勉強のことを言うとすぐケンカになるんですよね。

そこ、めちゃくちゃ大事なポイントです。よかれと思ってやっていることが逆効果になっているケースが本当に多いんですよ。

親としても必死なんですが、空回りしちゃってるのかな…

現場で見ていて強く感じる「3つのNG行動」を知って、親も子も不要な消耗をしないことが大切です!
「勉強しなさい」と言えば言うほど勉強しなくなる
耳が痛い話かもしれませんが、はっきり言います。
「勉強しなさい」は、最も効果がない声かけです。
なぜか。理由は単純で、子ども自身も「勉強しなきゃいけない」ことはわかっているからです。
わかっているのにできないから困っている。
そこに「勉強しなさい」と言われると、「わかってるよ!」という反発しか生まれません。
さらに、毎日繰り返されると「勉強=親に怒られること」というネガティブなイメージが定着してしまいます。
じゃあどうすればいいのか。
「勉強しなさい」の代わりに、「今日は何の教科やるの?」と聞いてみてください。
これだけで、命令ではなく「関心」になります。
子どもは「命令」には反発しますが、「関心」には応えようとしてくれるかもしれません。
「とりあえず塾に入れる」が裏目に出るケース
「うちの子勉強できないし、とりあえず塾に入れるか」
この判断が裏目に出るケースは、正直かなり多いです。
なぜなら、多くの塾は「ある程度の基礎がある子」を前提にカリキュラムが組まれているからです。
小学校の基礎が抜けている子が、中学の範囲をガンガン進める集団塾に入ったらどうなるか。
授業についていけず、ますます「自分はダメだ」と感じるだけです。
これは塾が悪いというよりも、「お子さんの状態に合っていない塾を選んでしまった」ことが問題です。
「とりあえず」で通わせた結果、お金だけかかって成績は変わらず、子どもはますます勉強嫌いになる。
これは受験ビジネスに煽られた結果であり、最も避けなければならないパターンです。
親の役割は「先生」ではなく「マネージャー」
「私が教えてあげなきゃ」と思って勉強を教えようとすると、高確率でケンカになります。
これは、親子関係と師弟関係は根本的に違うものだからです。
親が「先生」になろうとすると、感情的になりやすく、お互いにストレスが溜まります。
では親は何をすべきか。
答えは「マネージャー」です。
マネージャーの仕事は、選手の代わりにプレーすることではありません。
環境を整え、スケジュールを管理し、必要なサポートを用意すること。
具体的には、こんなイメージです。
- 勉強する場所を整える(机の上を片づける、静かな環境を作る)
- 「何時から何の勉強をするか」を一緒に決める
- 自分では対応できないと思ったら、外部の専門家に相談する
教えるのはプロに任せて、親は「応援団長」に徹する。
これが、親子関係を壊さずに子どもの学力を伸ばす最善の方法です。
「勉強が全くできない」という悩みは抱え込まず相談しよう

正直、全部自分でやるのはもう限界かもって思うこともあって。

そう感じること自体、全然おかしくないですよ。親だって人間ですから。

でもどこに頼ればいいのかもよくわからなくて……。

「限界かも」と思ったときに頼れる場所は実はたくさんあります。無料のものから順にお話ししますね。
「もう限界かも」と感じるのは親として当然のこと
ここまで読んで、「やるべきことはわかったけど、全部自分がやるのは無理……」と思った方もいるかもしれません。
そう感じるのは、むしろ正常です。
仕事をして、家事をして、そのうえで子どもの勉強まで面倒を見る。
それを完璧にこなせる人間なんて、存在しません。
子どもの成績を見るたびに「全部私のせいなのかな」と思ってしまう
こういった声を、私は保護者の方から何度も聞いてきました。
でも断言します。お子さんの勉強ができないのは、あなたのせいではありません。
そして、「限界かも」と感じたときに助けを求めることは、弱さではなく、親としての強さです。
無料・低コストで頼れる公的サポートを知っておく
「相談したいけど、お金がかかるんでしょ?」と思われるかもしれません。
実は、無料で利用できる公的サポートは意外とたくさんあります。
- スクールカウンセラー(学校経由・無料)
- 教育相談センター(自治体運営・無料)
- 学習支援NPO(地域による・無料〜低額)
- 自治体の無料学習塾(生活困窮世帯向け)
特にスクールカウンセラーは、学校に在籍している全ての子どもが無料で利用できるにもかかわらず、存在自体を知らない方も多いです。
担任の先生に「スクールカウンセラーに相談したいのですが」と伝えるだけで予約ができます。
また、各自治体が運営する教育相談センターでは、学習面だけでなく、不登校や発達の相談も受け付けています。
「まずは誰かに話を聞いてもらいたい」という段階でも、気軽に利用して大丈夫です。
頼れる場所があることを知っておくだけで、心の余裕が変わります。
家庭教師や個別指導を検討すべきタイミング
公的サポートに加えて、家庭教師や個別指導塾といった民間サービスを検討すべきタイミングがあります。
それは、以下のような状況です。
- 小学校の基礎から戻る必要があり、集団塾では対応できない
- お子さんの性格的に、マンツーマンでないと質問できない
- 親が教えると毎回ケンカになる
こうした場合、1対1で子どものペースに合わせてくれる家庭教師や個別指導は、非常に有効な選択肢です。
ただし、注意点もあります。
大切なのは、「とりあえず」で選ばないこと。
お子さんの「できない原因」に対応できる先生を見つけることが、成功の鍵です。
学習障害(LD)が疑われるときの相談先と心構え
冒頭の部分で「学習障害の可能性」が気になった方は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
相談先として覚えておいてほしいのは、以下の3つです。
- かかりつけの小児科医(発達に詳しい医師であれば最初の窓口として最適)
- 発達障害者支援センター(各都道府県に設置・無料で相談可能)
- 教育相談センター(自治体運営・学習面の困りごと全般に対応)
「うちの子が学習障害だなんて……」と思う方もいるかもしれません。
気持ちはわかります。ですが、LDは早期に発見して適切なサポートを受ければ、学校生活も進学も十分に可能です。
逆に、気づかないまま「努力が足りない」と叱り続けることのほうが、お子さんにとってはるかに辛い状況です。
相談することは「レッテルを貼る」ことではありません。
お子さんに合ったサポートを見つけるための第一歩です。
もし少しでも「もしかして」と思ったら、まずは上記のいずれかに連絡してみてください。
相談するだけなら、何も失うものはありません。
まとめ

今回の内容を最後にまとめておきますね。

はい、振り返っておきたいです!
- 「全くできない」と「やらない」は別の問題。まず原因を見極めることが最優先
- 5つのチェックポイントで原因を特定し、闇雲に頑張らせない
- 原因に合った対処をすれば、どの段階からでも前に進める
- 親は「先生」ではなく「マネージャー」。教えるのはプロに任せる
- 「もう限界かも」と思ったら無料の公的サポートや専門家を頼ってOK

大切なのは、お子さんのペースに合った正しいアプローチをすることです。焦らなくて大丈夫。

私もいろいろ反省する部分がありました……。まずは原因を見極めるところから始めてみます。

それだけで十分です。お子さんの変化を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう!

はい!一人で抱え込まずに、頼れるところは頼りながらやってみます!